香港でマルチリンガル育児

「日本語が綺麗な」マルチリンガルを育てるブログ


生まれも育ちも日本の香港マニアが二児の母になり、
ヒーヒー言いながら子育てをしているブログ。
表向き「マルチリンガル 」を育てていますが、
テキトーな性格でなんとか生きています。

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【海外育ち・帰国子女】アイデンティティの家庭単位で確立できるものではないか

アイデンティティ 海外育ち

アイデンティティの喪失

大学では社会学をやっていまして(専攻っていう程でもないんだよな〜)、とても面白い講義をしてくれる社会学者の女性教授が二人もいらっしゃったおかげで、私は社会学にはまっていました。

社会学とは社会現象を科学的に分析する学問です。

つまり、フィールドスタディ(インタビュー)統計(科学)が命。

 

当時2004年前後はちょうど韓流ブームがあり、私の祖母もどっぷり浸かっていたので、社会学とはなんぞやと思っていた初っ端の研究は韓流ブームをテーマにしました。その時に本当は私がやりたいと提案したのは「在日朝鮮人のアイデンティティ」についてでした。でも、教授にもゼミ生にもそれは無理だ、と言われました。「アイデンティティ」のような漠然としたものは、科学的に研究することはできない、と。

 

monmishe.hatenablog.com

 

↑上記の記事で、引用した文でそれを思い出しました。

セミリンガル(ダブルリミテッド)の問題は基本的には「移民(海外赴任や帰国子女も含む)の問題」です。多言語教育が即問題となるのではなく、言語環境が激変することで生じる母語の喪失と、そこに起因する文化・概念の喪失、そして思考・認知の不自由アイデンティティの混乱こそが問題なのです。

そもそも移民の問題?

この文を見て思い浮かんだのが、タレントのローラ。バングラデッシュで育ち、小学生で言葉のわからない日本に来たんですよね。でも、あれくらい話せますね。それなら、元々話していたバングラデッシュの言葉の能力はどれくらいなんだろう?ニュースを完璧に理解できる程かな?

 

アイデンティティってやっぱりまだ興味あるんだな〜。このブログの過去の記事でも書いた覚えがあるのですが、朝鮮民族の中国語の先生は

  1. 血統主義
  2. 国家主義

これら二つが概念としてあり、先生自身は「血統主義」であるから民族としての国をもつ(北朝鮮or韓国)ものの中国の少数民族としてアイデンティティを確立して生きているのだと。

アイデンティティとは?

私の中のいい友人は、お母様がラテン系の国出身です。ハーフとして同じラテン系のハーフ会に参加すると「ooooola!!!」的なノリで来られると。

友 「だけど私はめっちゃ日本人なの。私の中はラテン系の血とか騒がず、普通に日本人だからそんなノリで来られるとドン引きだよ。苦笑」

友人は帰国子女でずっとそのラテンの国で生活していました。それでも、そうなんです。

この事も私にはとても興味深かったです。

アイデンティティって、どこで確立するんだろう?

  1. 親の出身地?
  2. 学校教育?
  3. 家庭の教育?

うちの子供達は、物凄く日本的に育てている。でも、海外で外国人に教育されている。

前向きに考えれば「いいとこ取り」できたらいいなって考えている。

ここで思い出すのが、アグネスチャンが言っていた「教師も間違える。それを正すのは親。導くのは親。」という言葉。

どこで育つのが正解って、無いんですよね。

monmishe.hatenablog.com

家庭の中に文化があると思う

やっぱり、文化を教えるのは家庭だと思うな。香港にも補講校があって、季節で節分や餅つきをやるみたい。でも、そもそも補講校に行くってことは日本語の為が大きい意味なんですよね。つまり、外国語が得意な子が多いわけで、そうなると補講校でも雑談を英語でしてしまったりしているらしい。

 

あとはこの地域にはいい学校がないから、引っ越す!って香港あるある?これも疑問側。その学校に行けば、どうなる?みんな立派に育っているの?有名な進学校に進めたなら、その先は?「入学」が目的となっていないかな?

 

「この地域はダメ」「この学校はダメ」っていう意識に必死になって、見えなくなるものもあったら怖いな。環境をよく見て子供を保護するのは親の役目。とっても重要なこと。でも、中身のない行動には注意しないといけないと思う。

 

私も、深く考えていない時は漠然と「そうなんだろうな~」親御さんすごいな~って感心していました。でも、そういう科学があるなら、特定の地域に住んでいる人が皆優秀となる。だけど、隣近所みんなそういうわけではないですよね。

 

P.S.

タレントローラさんの言語能力に関しては、こう思います。正直、ニュースが読めようが関係ないから!そのフィールドで戦っているわけではないし。言葉とか、増して”国”とかの枠にとらわれていない。ああいう風に、自分の世界と生きる場所を見つけたり目指したり作れる人だもの。この方が証明するように、言葉とか国にとらわれていたら現代生きていけないよね。子供達にもそんな小さく生きて欲しくない。(世界に翔けという意味ではなく、小さい世界にこだわるなって事)大きな世界で生きるなら尚更!きっと、たっくさん苦労して泣いて魅力的になったんだと思うし。