温かいローカル幼稚園でメキメキ成長中?幼稚園の授業参観の内容と感想
娘の通う香港のローカル幼稚園の授業参観
幼稚園の授業参観に行ってきました。私の病気の経過観察があり、夫に休みをとってもらっていたので、両親揃って参加することができました。
日頃の成果を見るというような趣旨が書いてあったので、何か歌でも歌うのかと思ったのですが、普通の授業参観でした。
授業参観の内容
三つテーブルがあり、それぞれに4、5人のクラスメイトが座っていました。紙とハサミがあるテーブル、アメリカ人の先生とイースターエッグで遊ぶテーブル、娘が座っていたのは、ワークをする所。園児たちが担任の先生の「せーの」的な?言葉と共に「ようこそ?」的な言葉で参観開始。(広東語イミフなので失礼)
参観開始の前の説明
- 参加前に同じクラスの親に簡単な説明
- 写真撮影禁止
- マミー!と来る可能性があるが話さない
- 授業を邪魔しない
部屋に入っても、全く「マミー!」となる子がいない!娘は私たちを見ると「あれ?」という表情になり、嬉しいというより逆で恥ずかしそうにしていました。他の子もニコニコ親を見るだけでお利口にしていました。
ワークのテーブル
ワークのテーブルにいる子達は、自分で席を立ちクレヨンを持ってきていました。娘が一番に終わり、先生のOKが出ました。何をするのかな?と思ったら、それを後ろに積んであるジッパーケースに入れ、そのジッパーケースを鞄にしまい、クレヨンを元に戻すという作業をしていました。そのワークは後にその日の宿題になるものです。毎日幼稚園とやり取りをするジッパーケースがあるのですが、こうやって毎日やっているのだな、ということが見てわかりました。
ハサミで紙を切るテーブル
次に娘が座ったのがハサミのテーブル。子供用とはいえ、プラスチックではないステンレスのハサミです。「ええ!?」と思い、ハラハラ見ていました。先生は一対一でついているわけではないので「指を切らないでよー」と心配な私たちを横目に、意外と上手にチョキチョキ。先生が途中来て、持ち方や紙の方向を直してくれました。
同じ子供ハサミは家にもあり、娘が最近使いたがっていました。でも、ママと一緒じゃないとダメよ!ハサミはこうやって持って!ここは危ないから!と強めに教えていました。幼稚園だと親の見ていないところでどんどん新しいことをやってくれますよね。
尾木ママの言葉を思い出しました。
「子供には図鑑をどんどん見せて!紙が固くて指を切るなんてたかが知れているのよ。そんなことを心配しないで、勝手に図鑑が見れる環境が大事」と。
それからは、見守ることも大事と覚えたのですが、危険物を触る時はバランスが難しいです。
英語の先生のテーブル
最後に娘はイースターエッグのテーブルに。アメリカ人の先生が「緑と黄色の卵を作って」と言って組み合わせていました。娘は卵も色も大好きだから、あ、これは簡単でできるだろうなと思いました。アメリカ人の先生は、娘が少し避けてしまう黒人の先生なのですが最近は「ミスター○○が○○って言ってた!」と話してくれるようにもなったので一安心。
参観終了後の懇談会
参観終了後、親が椅子に座り丸くなり、園長と主任の先生と担任と懇談会。まぁ、懇談会というような仰々しいものでもないですが。最近の幼稚園の様子、K2に上がるための準備、小学校に向けての話等を聞きました。
感想を求められた時は、夫が普通話で言ってくれました。こういう時に夫が言葉ができるといいんですよね。やはりローカルスクールにいれて、子供に言葉のハンデがある場合、せめて親が話せないとキツいです。だから、幼稚園を決めるOpen dayはひたすら私たちが言葉ができることをアピールするために園長や先生をつかまえて話していました。
幼稚園も、親がフォローできることを知れば安心します。
親切な幼稚園
説明や懇談会は基本的に広東語です。私も夫もわからないのですが、英語の先生が通訳をしてくれました!親切です!
ローカルは、こういった時に広東語が使われて、理解できなくても親の責任だからとスルーされる噂を聞かされていたので、親切な幼稚園!と思いました。話している内容は英語のプリントが配布されているので、それを見れば大体わかることなのですが。
娘の通う幼稚園は、ローカルにしては多国籍のようです。トリリンガル幼稚園を掲げていて、どんな人種宗教も尊重するをモットーにしているようで、他の幼稚園を見たときに感じた先生の威圧感や疎外感、マンモス感を感じませんでした。
ここに決めてよかった!
というのが毎回夫婦ででる言葉。
ていうか、私が見つけたんだよ!私が一人で見つけたんだから!感謝してよね、夫。笑