香港でマルチリンガル育児

「日本語が綺麗な」マルチリンガルを育てるブログ


生まれも育ちも日本の香港マニアが二児の母になり、
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バイリンガルでなく「セミリンガル、ダブルリミテッド」?海外子育で知っておくべき問題

セミリンガル ダブルリミテッド バイリンガル

 

海外で子育てをしているなら他人事ではない

セミリンガルダブルリミテッドという聞きなれない言葉。日本で幼児英語の英才教育をしている人も対象ですね。(日本ならバリバリのインターとかに入れる場合とか)でも、調べていたら、2、3歳ならまだ間に合う

セミリンガル・ダブルリミテッドの問題

前の記事のやりとりを見ていてはじめて「セミリンガル」「ダブルリミテッド」という言葉を知りました。記事やブログ、経験談等を見て調べていました。

これ!という定義は無いようですね。まぁでもこういうこと。

両方の言語において年齢に応じた言語習得度に満たない中途半端な二ヵ国語使用者

ただ「セミリンガル」って専門用語のようで、現在は研究者が学問の中で呼んでいることが主流のようで「バイリンガル」のように会話の中で使うような定着はしていないですね。

セミリンガル(ダブルリミテッド)の問題は基本的には「移民(海外赴任や帰国子女も含む)の問題」です。多言語教育が即問題となるのではなく、言語環境が激変することで生じる母語の喪失と、そこに起因する文化・概念の喪失、そして思考・認知の不自由とアイデンティティの混乱こそが問題なのです。

日本の幼児英語

日本の幼児英語教育もやっぱり問題視されている。私はこれにはあんまり賛同できないけど。だって、生活もテレビも全て日本で暮らしているのに、セミリンガルになる方が難しくないかな?それは、別の問題があると思うのね。

早めに英会話を習わせたりすると、バイリンガルどころかセミリンガルになってしまう。セミリンガルとは、2つの言語のどちらでも日常会話はできるものの、抽象的な内容を伝達したり理解したりできない状態を指す。いわば、日本語でも英語でも発音良く日常会話はできるのだが、どちらも学習言語としては中途半端で、ものごとを深く考えることができない。

日本で暮らす日本人にも、日本語を話すのがあまり上手ではない人がいませんか?「日本語を話すのが下手な日本人」というと少し簡単な表現になりますが、つまり、知的な会話としては乏しい語彙、内容、話術レベルということ。

大学に行っていても、仕事をしていても「日本語が下手」なんて言うハプニングに遭遇することがある。日本で日本に暮らしていても、親の働きかけが少なくて子供の言葉が年齢相応に発達しないことって、珍しくはない問題です。

monmishe.hatenablog.com

 日本語を何不自由なくしゃべっていても、勉強ができない日本人、知的活動が苦手な日本人がいくらでもいることからわかるように、大事なのは学習言語能力を磨くことである。それを疎かにすると、友だちとおしゃべりはできても、ものごとを深く考えることができず、授業にもついていけない子になってしまう。どんな教室にも、日本語がペラペラで、おしゃべりばかりしていても、勉強がまったくできない子がいるものだ。

ニュースサイトで読む: https://biz-journal.jp/2018/09/post_24642_3.html
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親として耳が痛い部分もある

自分が親になり、子供の発達や行動が全て親のせいとされることに私はあまり拒否反応がないです。なぜなら、絶対にそれは否定できないから。子供ではなく、大人と会話をしていても、よっぽど本人に独立心や発想力がない限り大体親の言語能力が垣間見えます。そしてそれは、一緒にいる時間の長い母親と大きく関わってくる。男女ともに。家庭環境で習慣や文化が身につき、会話から知性が生まれると思います。

親の価値観から抜け出すのは、とても難しいことです。それに気づくことすら難しいです。

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英語優勢になる海外暮らしの日本人 

日本人の両親を持っていて、学校で英語の授業を受けている為、英語優勢のお子さんを知っています。その方から聞いたのですが、悩みなどの深い話をする時は英語の方が表現ができる為、英語で話を聞くことになると言っていました。お家で日本語を使っていても、そうなる可能性があるのですね。学校での言語ってそれだけ影響してきます。

英語優勢でも良いんです。その子がそれで快適に勉強ができて、将来を楽観できるなら。我が家としては日本語に比重を置きたいですけど。 

英語を日本語と同レベルで同量を子供たちに話せるなら良いのですが、我が家は日本人夫婦で、外国語はあくまでも第二言語、第三言語として習得しています。

論理的思考をできるかどうか

私の兄は高校の英語教師なので、教育について研究してきているので、それについて話をすることがあります。私たち夫婦が外国で子供たちをローカルスクールに入れて多言語で子育てしていることにもすごく興味を持ってくれています。たまにアドバイスをくれます。人間は喋るために言葉を使っているが、一番重要なのは思考をしている時。そこで語彙力や表現力が乏しいと的確な判断ができなくなると言っていました。

そうならないように、言葉の教育は重要だ、と。兄のアドバイスも頭の片隅にあり、また娘を見ながら子育てをしていて、やはり私たちは日本人であるので、英語・中国語は第二言語として習得するんだ、という気持ちになってきました。英語・中国語をその国の子たちのように言葉のシャワーを浴びていない娘は、明らかに差があります。そこで、私が日本語を疎かにすると英語・中国語も習得できなくなる可能性を感じたのです。

言葉の早い娘、2歳半から明らかに日本語以外は「外国語」となってしまっていました。言葉は2歳、3歳から!と言いますが、果たして?と疑問です。もう遅いような・・・。

と今の所は思います。まぁ、第二言語としての習得はできるだろうけど、ネイティブレベルって難しい。

子どもの第二言語能力は第一言語能力によって決まってくるという理論を打ち出している。

外国語のレベルをあげるには国語力をつける

  1. 母国語の習得が重要
  2. 母国語で論理的思考ができるか

昔の上司に第2言語が堪能な上司がいました。その上司が教えてくれました。

「日本語で説明できないことは、外国語で説明できるわけがない。外国語のレベルをあげたければ、日本語のレベルをあげないといけない。」

確かに!

大学で「あーー、レポート書けな~い」と思っていた時、日本語なら上手に書ける?書けないじゃん!頑張るとこ間違っていた!と思いました。

子育てでも同じで私の母国語が日本語なら子供たちの母国語はいくら海外で生活しようが紛れもなく「日本語」なんだと思えます。

やっぱり、これが現実。

そこからどうするか?ってことですよね。

発音より中身

確かに。これは最近強く思うこと。インド人のママ友ができたって言いましたけど、インドってまさに多言語の国。家庭での言語を質問した時に「英語」と言っていました。ちなみに、母国語は教えないの?と聞いたら夫婦でも英語で話しているし、英語だけにしているとのこと。インド人は私の知る限りまさにマルチリンガル の人が多いですよね。片手で数えられないくらい話せるのは珍しくないと思う。

でも、そのママ友の英語だって、アメリカ英語でもイギリス英語でもない、だけど問題なく生活できる英語力はある。私たち日本人はアメリカ英語を学校で習います。発音にばっかりこだわるけれど、それって違うかもと思ってきました。

フィリピン人も英語を話しますが、正直訛りがキツイですよね。でも、コミュニケーションは成り立っているんです。

  1. ・豊かな表現力
  2. ・物事を深く考える力

これは母国語の力にかかりますよね。

monmishe.hatenablog.com

↑上記の「英語で一流を育てる」でも重要なのは「語彙力」と言っていました。

幼児から外国語をやること

私が思うのは、幼児から外国語をやると勉強せずに習得できるメリットがあると考えています。一つの言語のみで暮らし、生活で外国語に触れ合わず、ある程度大きくなってから外国語を勉強する場合は理論からやらないと習得できません。聞き流して習得する教材がありますが、実際それできちんとコミュニケーションを取れるくらい身についた人を見たことがありますか?理論を学ぶ座学なしで習得できるなら、誰も苦労しません。座学プラス移動時間に聞き流すみたいな使い方で宣伝しても十分素晴らしいものだと思うのですが・・・。 

 母語の確立ができているかどうかは、抽象的思考が始まる9・10歳頃にはっきりとし始めます。それまではなかなかこの問題は表面化してきません。

 それなら、まだ娘は年齢相応だから大丈夫だな。今、この問題を知れて良かった。頭でっかちになったり、あんまり先回りし過ぎるのも嫌なので、あんまり育児書は読まない方です。でも、自分が悩んだ時には育児書や経験談がとても参考になります。その方が納得して取り入れやすいですしね〜。

monmishe.hatenablog.com

 

参考にさせていただいたサイト

日本育ちの子をインターナショナルスクールに入れるのは愚の骨頂だ(西宮 凛) | 現代ビジネス | 講談社(2/4)

やりすぎ英語の危険性~セミリンガル~ | 英語育児についての話 | Englishbuds