わたし的、海外子育てでの日本語サポートと心理ケア
こんばんは。
ここずっと長いことブログを更新できなかったのは、本当に大変な日々だったからです。
でも、娘が生まれて憧れの「マルチリンガル 育児」がはじまり、娘の変化や成長、気付きを細かく綴ってきました。
香港での育児記録でもあり、誰かの読み物になったらいいなと言う気持ちもあり、でしたが、自分であの時の困難はどのように対処したっけ?と読み返せるここは大切なものになっています。
本当に歴史に残るような困難の中にいましたが、私たち家族はまだ同じ地域で暮らしています。
たくさんの大切な友人がバラバラになりました。
デモもコロナも無ければ、きっとこの夏も何家族もでBBQをしていたでしょう。
人生は、その時々選択していくものだと思うけれど、やむを得ずに変わらなければいけなかったような状況も見てきました。
私たちは変わらず、ここで暮らしています。
9月に入り、娘はP2に、息子はK2に進級しました。
ペースもつかめてきたので、少しずつこの一年も振り返りながらまたブログを更新していきたいなと思っています。
よろしくお願いします。
我が家は相変わらず日本語重要視家庭。
他の3言語が遅れようとも日本語を優先です。
先生から特に苦情を言われたこともないので、このまま胸をはっていくつもりです。
先日も大陸系ママとお話していました。
私「日本は島国じゃない。だから、日本語というのはとても特別な言語。海外に暮らしている、いた子どもは少なからず区別されている。言葉を使って非言語コミュニケーションをしなければいけないから、単に日本語が話せるってだけじゃダメなの。その言葉の奥に隠されているものまで感じ取らなければコミュニケーションは取れない。だから、この子たちにとっては日本語はとても重要。私の基準は、日本で暮らしている日本人の子たちと同レベルであること、そして"海外で育っているもんね"と言われないこと。」
と熱く語っていました。
だけど、どうしても学校に通っていないとわからない単語ってあるんです。
職員室
登下校
昇降口
上履き
校庭
提出物
気付いたものだけでもこんなに。
学校でももちろん使わないし、私も日常生活で使わない。
学校の出来事を日本語で話したとしても子どもに対して「職員」とは言いません。
「先生のお部屋」とか「先生たちがいっぱいいるところ」みたいに言うことになります。
上履きも昇降口もなければ、下駄箱なんて何のこっちゃ笑
このようなことが出てくるんだろうなと思いました。
だから私はあえて提出物入れに「ていしゅつぶつ」とマーカーで書いています。
娘は「Hand in」すると言うので私は「提出」で通していこうと思います。
思えば、娘はものすごく言語発達が早かったですが(日本語の)、息子はいたって普通でした。
今も、息子は飛び抜けて言語能力が優れているとは思えません。
普通に日本語は話せるのですが、4歳に対してどこまで細かい指示が通じるのか、かなりできた姉が基準になってしまうため私もたまによくわからなくなります。
内心は「え?これわからないの??」と思う時も。
私「その紐をその赤いところに通して、左手に輪っかができたら、それをその輪に通す。」
というのを遠隔で説明していて
私「違う!その赤いところは入れないで、輪っかに通すの!!!」
息子「え〜ど〜こ〜?輪っかって〜」
みたいなことをしていました。
わかりにくいかな苦笑
娘の日本語は私は確実にこれがよかったといえるものがあります。
それは、絵本の読み聞かせでもない。
カードでもない。
ズバリ、
1. いないいないばぁ
2. お母さんといっしょ
これはとても重要。
日本語を重要視している海外在住の家庭なら、年間何万円払おうとも日本語のテレビを入れてこれを毎日見せることが何よりも高コスパだと思います。
コスパとか使いたくはないけど、実際ストレートに言えばそういうことです。
日本語のプレイグループに1時間週一で行くなんかよりも、とっても高コスパです。
(高コスパ、この例えならわかるかな笑)
息子は最初から姉に合わせた難しいアニメを見過ぎた影響があるような気がしてなりません。
これから毎日、いないいないばぁとお母さんといっしょを見せようと思います。
自分への反省点も込めて。