元々弱い人間だ | 朝の気持ち
適応能力も低いし、はじめての事には驚いてしまう。
それなのに好奇心旺盛だったり、刺激がお好きな自分がとても憎い。
大体突っ走ってるともう後戻りができない状態になっている。
しかもそこで気づいて立ち尽くしちゃう常。
不安になりたくない。
不安な状況になりたくない。
大人になって自分との付き合い方がわかってからはその前に対処する方法も身についている。
自分を大きく喜ばせることよりも、精神の揺れに敏感になって、小さく細かく喜ばせていく、こんなことが重要だと気づいた30代半ば。
今もきっと不安だから書いている。
五月病じゃないけど、子ども達の進級だったりする状況の変化にだろう。
時間のやりくりを上手くすればいいだけなんだけどね。
私は気合を入れて頑張り過ぎると、溜まってしまいブァーと泣いたりしちゃうからあまり気合を入れないようにせねば。
体が固くなって戦闘体制、そして防御バリバリにしてそこに立ってる、というのが無理している状態なのだ。
若干その気を感じる。
ほぐしてーほぐしてーーー
嗚呼、ほぐしていかねば。
香港でマルチリンガル育児は思うよりも簡単ではなかった。
理想と違うとかじゃなくて、決して難しくない状況を奮闘するというのは百も承知だけど、ただでさえ肝っ玉母ちゃん、何があってもガハハハという感じではない私にはやはりタフなものだ。
私にはあまりそういう強さも必要ないと思っているけども。
やっぱり悩んで潰れて立ち上がってトライして助けてもらって少し上手になったかな?みたちな、達観しない、悟りを開かないでいる自分を自分で受け入れているんだろうと思う。
それが人生を歩むことなんじゃないかなって思っている。
だから、不動の精神みたいなものは別に憧れはない。
あ、いや、憧れているかな。
でも私はそれはいらないかなー。
達観はできないけど客観視できるし、しなるが折れないし、ちゃんと反省できるし、変わろうと努力できるし、やっぱりどんどん強くなれてる実感もある。
今日は、珍しくお腹が空いて起きた。
もち麦を混ぜたお米を解凍して梅干しと食べた。
ネギは、ネギ味噌にするか胡麻油と塩気を調整した簡単なナムルにするか悩んだ。
そんな悩みに敏感になって、朝焼けに照らされる高層マンション群を見て「大丈夫。不安な値はいまどの辺だろう?」と心を確かめた。
私の悩みは小さくない。
考えているものは一旦出そう。
世界は敵じゃなくて、同じ人生を歩んでいる同士である。
自分で苦手を作り上げないで、しっかり生活をしよう。
何をしてもうまくいくわけじゃないけど、諦めずにいこう。
怠癖を感じながらと確かに行動しているのも認めよう。
だけど、その行動がなかなか実らなくてもへこたれないでいよう。
結局はいつか
あそこまで気張る必要もなかったよね、ってなるはずだから。