一人遊びができる子どもは頭が良いらしい|集中力と想像力をつける
一人遊びができる子は頭が良い?
私には大正生まれの祖母がいます。祖母は獣医師だった弟のことを「小さい頃から一人遊びが得意でね」といつも自慢気に語っていました。祖母の家は大きい農家で、あの時代は男の子を産むことがとても重要で、長男が家の跡取りになります。男の子が生まれない家は、男の子を養子としてもらい家を継いでもらうのが当たり前の文化でした。獣医師だった祖母の弟は次男だったので、家は継がないので、自分で食べていけるだけの職業を持つことになります。そんな祖母は弟のことを「よく爺ちゃんが(祖母の父)次男だから頭が良くてよかったと涙を流していた」と話していました。
一人遊びが上手い=頭が良い
祖母が私によく話していたことを、育児中に思い出しました。
この記事は周りの人たちから教えてもらったこと、
実際に子供を育てながら見て気づいたこと、
体験談についてお話ししています。
一人遊びをさせると子供にとって何が良いか
集中力・想像力が自然と育つ
育児疲れでマッサージに行った時に、マッサージ師と子育て談義をしました。その方は、一男一女を育てた方でした。子育てで後悔していること、注意した方が良いことを話してくれたのですが、一度も言われたことがなかったことを教えてくれました。それは、一人遊びをすることが良いことであること。そして、その時に一番気をつけることを教えてくらました。
「一人で集中している時は声をかけたらダメ!」
マッサージ師の下のお子さんが女の子で「あら?手がかからないわ」「ワガママも言わないわ」「育てやすい育てやすいわ」と過ごしていたら、娘さんが本当は感じでいたこと、そして変化に気づくことができず親子関係が悪くなってしまったそうです。
育てやすいがゆえに、全く見てあげていなかった!と気づいてしまった時には遅かったようです。
「娘はとっても暗くなっちゃったのよ。手がかからないっていっても、見てないとダメ」
と言っていました。今は、一人暮らしをして離れてしまっているけれど、子供の時の後悔があり、頻繁にお母さんの方から連絡を取っているらしいです。
- 話しかけない
- 遊び方を教えない
一人遊びをしている時はゼーったい声かけちゃダメ
集中力がない子になるから!真剣に遊んでいる時は、遊ばせておく。
と教えてくれました。
子供の性格、状況によるとしても、他の方の子育ての経験談はとても面白いです。父親、母親それぞれの性格、それに子供達の各々の個性が交わって子供は育っていきますからね。自分に当てはまらないで過ぎてしまうのは勿体無い気がします。
東京大学名誉教授・白梅学園大学学長の汐見稔幸氏は、子どもが自主的にやろうとする意欲を育てるには、親がいつも先周りをすることは避けるべきだと言います。
親が手を出すと主役が親になる
「親が遊ばせるのではなく、子ども自身が面白いなと思って取り組んでいる遊びこそが大切。親から離れ、自分の中に浮かんでくるアイディアを自由に試しながら遊んでいるときは、脳も活性化しています。ですから、そのとき体験したことはすべて、その子の知識、経験として吸収されるでしょう。」
私も娘が一人で遊んでいた間はほっといて好きなだけ遊ばせました。ママ〜!作って〜!とならないのは私も楽だし笑、確かに想像力は豊かになり、集中力もついてくると思いました。
一人遊びでかなり活躍したのはブロック
握力が弱く、不器用だった娘に購入したブロックです。小さめで固くはまるので、手先が鍛えられることを期待しました。
「クルクル!」見せてくれました。娘は換気扇や風車など、クルクル回るものが好きで、あまり話せない頃はよく「クルクル!クルクル!」と指をさして言っていました。
あおむし。「なんちゅう顔してるの!」と持ってきたのがこれ!吹き出しました!自分で顔のシールをつけて芋虫を作りました。一歳でこんなこと言うからびっくり。
カニの手も作った〜。子供って凄いな〜と思います。
一人でおままごとをしている時も、自分の世界に入っているので話しかけないようにします。
箱重ねに積み木をプラスして一人遊び。途中、何度も何度も崩れて悔しい思いをしていても、自分で心の解決をしてもらうため、見て見ぬ振り。
できたら教えてくれるので、拍手〜!!!
粘土ハサミは安全なので、散らかしても好きなだけやらせました。安全な粘土ハサミはダイソーに売っています。
ブロック遊びが一番オススメ
ブロックが一番、集中して遊んで色々な物を作っていました。ブロックを使い、見立て遊びもしたので、それで楽しく遊んでくれる間はおままごとセットなども買わないようにしていました。チャレンジの赤っちや白っちに見立てて、赤いブロック「赤っち〜!」と私と一緒に遊ぶこともよくありました。赤っちや白っち、オークション等で買ってあげようかな〜と思いましたが、見立て遊びの為に買いませんでした。
こんな物も作れたの?と親を驚かせてくれることも多かったです。
選び方
- 手先の発達に合った大きさと固さ
- 少し発達より上の物を選ぶ
- 色がはっきりして豊富
- 一種類のみ与える(複数与えない)
- ただのブロック
1と2が矛盾しているようですが、ブロックも0歳から使える大きくてゆるゆるのものから、ラキュー、レゴやナノブロックなどある程度大きくなってからできる細かなものがあります。子供が安全に遊べて尚且つ、結合時にいる力や固さが最適な物を選ぶのが良いです。手先の発達の為にも、少し発達より上のレベルのブロックを選ぶと、簡単すぎず、長く遊べます。キャラものや、木として見せる為に作られたブロック等が入っているものよりは、単純なブロックの方が想像力が養われる気がします。
とにかく娘のこの形式のブロック、よかったな。何の変哲もないタイプ。
0歳〜使ったブロック
フィッシャープライス 1才からのメガブロック 80個バック ピンク DCH62
- 作者: Mega Bloks
- 出版社/メーカー: マテル(MATTEL)
- 発売日: 2015/06/27
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
また、ブロックが良い!からと色々な種類を買わない方がいいです。違う種類だとくっつかないことで子供にストレスを与えますし、なるべく少ないおもちゃで長く遊んでもらいたいからです。
◾️参考にさせていただいたサイト