「マルチリンガル 」ではなくて「心の強い子」を育てているんだ
言語は二の次
「マルチリンガル 」を育てると言っているブログですが、私はずっとブログの中で子供達に求めるものは「心の強さ」のみだと言ってきました。
人間には個性がありますが、その個性に合わせた育て方や接し方、教育って本当に重要だと思うんですよね。心理学とかでは超えることのできないもの。
個性を見極めてコミュニケーションを取れるのが、唯一親や親に当たる存在だと思います。
自分の幼少を振り返って考える
私はずっと母から育てやすいと思われてきました。「思われてきた」という表現に深い意味はないです。実際、自分でもそう思います。育てやすかっただろうなと。
それなりの主張や反抗をしただろうけど「反抗」も「反論」程度で、特段親の目をこっちに向けるよう何をしようとか、困らせようとか考えたこともなかったです。
と同時に、特に頭のいい子でもありませんでした。
反対に、よく話題にしている「頭の良い兄」は、賢さと同時に育てにくさや社会性のなさ(若干)があるので、IQと育てにくさは比例するものなのではと勝手に思っています。
つらかったこと
そんな親から見れば「良い子」だった私から言うと、何が辛かったのか。
- 恐怖、不安は全て自分の中で解消した
- 訴えないから親がスルーしていく
2は、親への不満ではないんですよ。これは自分がそうさせているから仕方ない。よっぽどの観察眼、観察力がない人には見抜けないものだと思います。「家庭環境」ではなくて私の「性格」の問題だったので「犠牲心」のかけらもないし「欲求不満」だった訳でもありません。
何か問題が起きた時は、自分で傷ついて耐えて対処していくしかなかったです。こういう子は、女性には多いかもしれませんね。
そんな私がですね、真逆の娘を育てています。
娘は自分の感情を言葉や行動にして表します。単なる「自己主張が強い」と表現してしまうこともありますが、これは「サイン」を早く見つけ易く、私にとっては「きちんと」言葉や行動に表せることが「凄い」「羨ましい」と思います。また海外で生活するにはプラスに働くことが多いです。環境的ではなく、性格的に感情を抑える傾向のあった私には、考えられないことであり、また理解し難い部分でした。
抑えていたら、私のように辛いことが多くなるから、人に発散できるのはとりあえず私のような苦労はしないだろうなと。その一部分だけのことは、こんな風に考えることもあります。
きっと娘には娘の傾向がある
これで「あ〜良かった」と思いません。きっと、娘には娘の対処法、気をつけていかなければいけないこと、これから問題になることが起きてくると思います。
私が教えたいのは、自分や他人にとって害となる感情にどう接すればいいのか。感情の持っていく場所がない時に発狂や他害、自傷せずにどう落ち着ければいいかなど。
まだ娘は3歳ですし、そこまで性格がはっきり見えているわけではないので、いま明確な方法が見つかっているわけではありません。
それに、あまりにも悟った女の子は可愛くないと思っているので笑、下の子がいてお姉ちゃんですが、少しのわがままや甘え上手ではいさせようと思っています。
そんなことにアンテナを張って育児していきたいです。
というのも、私が最近育児で切羽詰まっているので、この突発的な感情やらにどう対処すべきか課題を抱えているからです。
昔、辛かった時に読んだ三輪明宏さんの本の中の一文は、よく思い出します。
「怒りが沸いて来たときは、スーっと糸を引くように感情を抜くのよ」と。
よく助けられています。
マリー