娘の広東語、私の器量
娘は最近広東語も少しずつわかるようになってきた。
現地の子に比べたら、まだまだだけどね、娘なりに頑張っている。
娘「ヤッチャイワン 一齊玩(一緒に遊ぼう)と言ったのに、ンホーイ 唔可以(ダメ)と言われたよ」
と言った。
可以の前に唔(ン)が付くだけで否定系になるから、
私「ホーイって言ったの?ンホーイって言ったの??」と気になった。
ガヤガヤする路面電車の中で、娘も「・・ホーイって言ったの〜」とよく聞こえない。
しつこく聞いてしまった。
そうしたら、
娘「首振ってたの〜」と。
そっか。これだったら本当に拒否られているね。でも、娘はそんなに気にしてなさそうでよかった。
言葉が完璧でない分、例え嫌なことを言われてもそこまでわからないという利点もあるが、自分が困った時には激しく拒否をするとか泣くとかでしか対応ができないだろう。
その割にはあまり問題もなくやっている。
ジェスチャーを交えながら、いつも会話しているみたい。
私がいる時は、日本語で押し通してる。笑
なんでも報告してくる担任の先生には、日本語を話しているみたいなことを言われたことはないから、流石に話してはいないと思う。
ちゃんと行って、普通に帰ってくるを当たり前としてしまっているけど、凄いね、って私が思ってあげなきゃ。
最近、育児疲れもあって自分の承認欲求がふつふつなっていて「ただ、凄いねって言ってよ、頑張っているねって言ってよ」と思ってしまう。
その矛先は我が母にね。
母に、凄いね頑張っているねって言ってもらいたい。
まぁ、何歳だって話だけど、母ってそれくらいのものだと思う。
だから私も母として、娘に偉いねって思わないと。
今の娘の状況はある意味娘にとっては当たり前の環境であって、比べるものもないから、今はこういうものだと思って過ごしてはいると思う。
だけど、私も見て見ぬ振りをしないようにしないとな〜。
母に「みんな頑張っているから」とか「やるしかない」で流さないでよ!って思うように、娘は私が一番見て、認めてあげないとなんだけど。
最近、自分の器量が乏しいのを実感してしょうがない。