香港でマルチリンガル育児

「日本語が綺麗な」マルチリンガルを育てるブログ


生まれも育ちも日本の香港マニアが二児の母になり、
ヒーヒー言いながら子育てをしているブログ。
表向き「マルチリンガル 」を育てていますが、
テキトーな性格でなんとか生きています。

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言語習得が80:80の人は「セミリンガル」でありモノリンガル100:0には負ける

先日、気になるものを目にしました。

 

言語を80:80で習得したバイリンガルは、100:0であるモノリンガルより情報量が多いわけだからいいや。

 

 

これは違うと思います。

 

日本語と英語を80:80で習得したバイリンガルと呼ばれる人が、160であると思っている、これは完全な間違いです。

※下記をポジティブな文言で書こうとしていたら理解し辛い文になったので、ネガティブに表現します。

最大言語習得率80%の人は二つの言語を80%話せてもセミリンガルのままである

仮に言語習得率80:80のいわゆるバイリンガルがいたとします。この人は二つの言語を、その言語を100%習得した人※1 と比較した時に、80%ずつの割合しか習得していません。つまりどちらの言語でも80%の情報しか得ることができません

ある日、100:0の人と同じ情報を前にした時、100の人※1 は100の情報を得ることができます。ただし、80の人とは80の情報しか得ることができません。

言葉を使って表現をしようとしても、80の人は80の力でしか表現ができません。

言語で何か情報を得ようとしたり、言葉を使って表現しようとする時は習得割合以上の力を発揮することは不可能です。

※1 モノリンガル、もしくは100:80などのバイリンガル等

生活または学びの場では発揮することはない

多言語が飛び交う世界会議に同時通訳イヤホンなしで出席するわけではありません。

そのような場所では人より多くの言語や文化背景を瞬時に理解して重宝されるかもしれません。

ただ、現実的にビジネスの場でも学問の場でもそんな環境は滅多に訪れることがありません。またそういう場合は言語能力以外の様々な能力が問われるでしょう。

つまり80:80のバイリンガルといわれるセミリンガルはこれは不安視すべき事態です。

第二ヶ国語を習得するときに母語力をあげることはもはや常識 

私たち日本人が英語やその他の言語を第二言語として習得する場合も、ある一定のレベルまで来るとスピードが停滞したりします。外国語で論文を書かなければ行けない時に行き詰まるのは、実は母語でも書けないということは以前もお話をしたことがあります。

第二言語のレベルをあげたければ、母国語である日本語のレベルもあげなければいけません。

幼児にも言えることで、幼児のうちからセミリンガルとも呼べない中途半端な言語環境で育ってしまうと、それは幼児の成長過程で色々と問題が出てきてしまいます。簡単に考えても「要求を言語化できず本人が苦しむ」とかそういうところ。それ一つとっても伴う弊害は子育て中の親なら色々想像がつくと思います。

後続性バイリンガリズムの家庭では

後続性バイリンガルの子は、言語環境をどのようにして、どれだけ母国語を100にしてあげるかが重要という話

我が家のような夫婦ともに日本人で、他の言語を話すお手伝いさんもいない場合は、完全なる日本語環境で子育てをしています。そうなると、いくら海外に住んでいても「後続性バイリンガル」に当てはまります。

母語を習得してから第二言語を習得しています。夫婦が他国出身で同じ量だけの言語シャワーを浴びせることができる「同時性バイリンガリズム」は成立しません。

そのため、絶対に母国語を月齢の100%に持っていく働きかけが重要だと思います。

目安はこのように簡単に出せるので、難しいことではないですよね。

月齢で、これだけ話せればいいという標準を指標にすればいいだけです。もちろん発達はその子によりますし、発達が遅いのが悪いという意味ではありません。

※発達の話をしていません。

 

両方が100に満たなくても、二か国語話せるからいいやっというのはとても危ない考えだと思いました。その子が何を目指すかはわかりませんし、嫌なものは嫌で尊重すればいいのですが、幼児期に親ができることとしては自然に母国語をしっかりした環境を作ってあげることだと思います。

 

マリー

 

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