香港でマルチリンガル育児→改め完全帰国Life

海外経験から完全帰国した3児母マリーの日記


香港マニアで永久居民に
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仕切り直したい育児。夫と口論の末に見つかったもの

家庭を俯瞰的に見る

最近、家庭の雰囲気が悪くなっていました。完全な育児疲れ。二人ともです。

側に頼れる人もいない分、夫婦二人でなんでも協力しないと生活できません。夫も帰宅すれば育児、家事をします。仕事が調子悪いとき、疲れている時、そこに子供の叫び声や泣き声は、私たちをとても疲れさせます。大きな笑い声までも、止めて欲しい時がある。

私も愚痴をこぼしたり弱音を吐いたりできる人がいない分、その矛先が子供にいっていると感じてしまう瞬間があります。それだけは良くないから、切羽詰まっていても、一生懸命目を瞑ったりして「言葉を発したらイライラをぶつけるだけだから黙るぞ」と感情を抜く努力をしたり。

娘は自己主張は年相応にするけれど、どちらかというとママを困らせたくない、ママの暗い顔を見たくないという気持ちが強く、余計に私のイライラをのんでしまうのではないかと危険を感じます。

子供たちの事で大変だったこと、イライラしたことを夫に話していました。だけど、夫は夫で私を困らせるものが嫌いなんですね。だから、家族一丸で私をイラつかせるものを排除しようとしている気がしました。笑

笑い事じゃないけど、ちと面白いね。

夫は無意識に、私が少しでも「ウ~」となると、子供たちの扱いが悪くなっていました。しかし、それは私を守ることではなく、私のイライラを倍増させていました。私がこうなってるんだから、あなたは家に少しの時間しかいないのだから、平日は躾より遊び相手に回って!と。子供たちが発散できる人でいて欲しいとお願いしました。

休日が来るのが怖かった

通常の夫はそういう人ではないですが、ほんの数日、育児疲れが目に見えただけ。でも、イースター、清明節の連休があったことが、私の気を重くしました。子供といる時間も長くなるし、早めに軌道修正が必要だと思いました。

「休日が来るのが怖い。家族で一緒にいたくない。」と話をしました。夫は、育児疲れ、仕事疲れのダブルパンチに私がそういうことを言うもんだから、やはり若干ショックだった模様。基本的には一生懸命子供にも私にも向き合っているから、そんなことを言って傷をつけたかもしれない。

でもやはり、逃げられる場所もないわけで、家庭の雰囲気を取り戻すしかありませんでした。

喧嘩は基本的にしない私たち夫婦です。喧嘩するほど仲が良い、つまり喧嘩しないから分かり合えていないと言われても何も言うことはないですが、私はこの結婚生活に馴れ合いよりも尊重することを選んでいます。

同じ道を歩みだしたからこそ、運命共同体だけど、他人である夫婦はいつでも縁が切れます。だから、私は夫の何も縛りたくないのです。好きな時に好きなことをして、自分の人生を歩めばよい。長生きしたければ、自分で健康になろうとするだろうと思います。リスクを背負っても何かするならば、それはそれで自分の選択だろうという感じ。優しいようで、冷たい。冷たいようで、優しい感じ。

恋人の時は、2回喧嘩をしただけ。子供が生まれてから、2回したかな。一回は私は思わず「ねえ、バカなの?」と言ったこともあります。過去の恋愛から「言ってはいけないことがある」と学んでいるので、なるべく口から言葉を出さないようにしているのですが。

叱ることの是非

子供を叱ると、自分も傷つくことがありませんか?私は、言霊に影響される体質なので、子供を叱っていると、自分へのダメージが大きいです。

特に、娘は叱ると結構効果があります。だから、その姿を見ると、これでよかったのかなと思ってしまったり。

子供の反応を見ながら、何が一番ベストな方法なのか常々修正して行きたいです。娘に関しては、私は普段から夫にも「この方法は、逆効果だ。」とか「そういう言い方はしないで欲しい」ということを伝えています。

それを「ダメ出し」と捉える夫がまた面倒臭いんですがね〜苦笑

どんな育児がしたかったか思い出す

  1. 安心感を与えて、愛でいっぱい包みたい
  2. どんな質問にも答えたい
  3. 子供を明るく育てたい
  4. 優しい口調で話す笑顔のママ
  5. 綺麗なお母さんでいたい(これは早々に諦めた)

子供の特性を見る

娘はどんな子なのだろうか。最近わかって来たことは、家の娘、誰か他人と一緒の時の娘、幼稚園の娘、全て違いますね。どれが本当の娘?

誰でもそうですよね。家族の前と友達の前は違うだろう。どれも自分。だから、どれも娘なんですよね。例えショックな姿があったとしても、それは両目かっピラいて見ることにしよう。

仕切り直し

夫は次の日に出勤中に連絡をくれました。「少し、クールダウンした。色々考えた。中国に来てくれたことや、結婚してくれたこと、いろんなこと。」「これからは、休日が来てももう怖くないって思わせるから見ててね。俺も、ちょっと子供にも強くしすぎたから、方向を変えてみるよ。まだ生まれて数年だもんね。大人になる。家を悪い雰囲気にしてごめんね。」と言われました。

夫が変わった

喧嘩?口論がこんなにも大事なことだと思いませんでした。夫は即変わってくれました。子供への向き合い方を変えたと言っていて、確かにいつも怒りながら言う場所でも「ダメよ〜」くらいになったし、家の雰囲気がよくなりました。週末が終わる頃に夫が「今週末は大丈夫だった?穏やかに過ごせた?」と聞くので「うん、キツかった?」と聞いたら「全然、むしろ気分が良かった。」と言っていました。家庭の雰囲気を取り戻したと確信が持てました。それから数回週末を迎えましたが、とても楽しく穏やかに落ち着いて過ごすことができています。

子供へのフォローを色々な方面からきちんと見ながら、これからも過ごして行きたいと思います。成長は早いので、夫婦でその都度ちゃんと修正しながらより良い家庭を作って行きたいと思います。