【子供発熱時】香港のオレンジの液体解熱剤「パラセタモール」を常備する
香港の小児用液体解熱剤
オレンジ色の液体薬
3月のことですが、息子が一歳になりました。香港生まれの息子は香港の母嬰健康院でワクチンプログラム(無料)を受け、定期検診もしています。
一歳になった時のワクチン(肺炎球菌追加、麻疹・風疹、水疱瘡)を三つしました。そうしたら、その日の夕方に発熱!
香港では副反応があるだろうというのが前提で、毎回解熱剤(無料)もくれます。今回ももう見慣れたオレンジ色の液体、パラセタモールをもらってきました。1週間、40度の熱が出たので、この時もこの液体薬に助けられました。
パラセタモール(PARACETAMOL)
「パラセタモール」または「アセトアミノフェン」
国際的には「パラセタモール」が一般的呼称ですが、日本では米国一般名の「アセトアミノフェン」の方が取り入れられたそうです。
「パナドール(Panadol)」はパラセタモールの製品名でこちらもよく目にします。
香港は大人も子供もパラセタモールが主流
香港で子供が熱で病院にかかった時、ほぼ全ての病院でパラセタモールを処方されました。ほぼというか全てですね。私立もクリニックも公立病院も、全てオレンジ色の液体パラセタモールが処方されます。
帝王切開後もパラセタモールだった
香港での帝王切開後の痛み止めも錠剤の「パラセタモール」二錠でした。(通常は一錠)風が当たるだけで痛いと言われる痛風の発作でも「パラセタモール」が処方されることがあります。
パラセタモールは私によく効きます。日本では「ロキソニン」が自分に合っているので常備薬として家に以前から置いてあります。この「ロキソニン」は第一子の日本での帝王切開後の痛め止めとして処方されました。流石に帝王切開には効かない!「パラセタモール」を経験してしまうと「ロキソニン」に恨みが出るほど効きませんでしたよ〜。
腰の麻酔が取れてからの経口痛み止め
- 日本=ロキソニン
- 香港=パラセタモール
※産院によっても違うと思います。私の体験談です。
ロキソニンは飲んだ後、そりゃ少しは痛みは緩和されますが、香港の帝王切開後のように「痛みがない」という状態には全くなりませんでした。
デング熱などの時はロキソニンに入っている成分は禁忌で、このアセトアミノフェンを飲まないといけないと話題になりましたよね。脳症になるとか。
今もロキソニンは常備薬ですが、強い頭痛がすると、パラセタモールを飲みます。
子供の発熱時に市販の常備薬で対応したい時
子供の発熱時、私立・クリニック・公立病院どれにかかっても、結局鼻水や痰を切る薬にパラセタモールが処方されます。何度か入院した時も、パラセタモールを飲みながら管理入院でした。正直、通院も入院もかなり負担です。娘は特に風邪はあまり引かないので、私がパニクります苦笑 でも結局パラセタモールを飲んでいたら1週間くらいで完治ということを見ているので、市販のパラセタモールを常備することにしました。
街の薬局で38ドル!
3ヶ月の赤ちゃんから飲めます。ちなみにこれはピンク色のシロップでした!
飲んだことが無い場合は、必ず医師の処方で飲んでくださいね。我が家の二人は、赤ちゃんの時からこの解熱剤に慣れています。わざわざ日本から薬を持ってくる必要もないです。というか、この薬、かなり信頼しています!
香港は、熱が出たら下げるという価値観で、公立病院で救急時じゃない時は問診時にパラセタモールを飲まされて待たされます。香港式は熱が出たらお風呂に入れる、薄着をさせて寒い部屋にですが、うちはこれを実践しています。息子も熱が出たら下着一枚とか。うちでは有効です。
この薬を飲んだことがあり、薬品アレルギーもない子であれば常備も検討すると対応がしやすいと思います。
尚、かかった場合もこの同じ薬が処方されますよ・・・。
マリー